スイーツ、カフェ、パン屋さんの街として名高い東京都目黒区自由が丘の街に、日本でも珍しい、「いくら丼」をメインに提供する人気店『波の』さんがあります!
こちらのお店、何が凄いかといいますと、ただの「いくら丼」ではありません。上質ないくらを6~7種類一気に味わえるんです。「いくら」ってオレンジの色味が強いもの、少し黄色っぽいもの、大きさやプチプチ感も様々ありますよね! そのいろいろな「いくら」を一気に丼ぶりで食べ比べできちゃうお店なんです♪
東京の自由が丘でこんな贅沢な体験ができるなんて♪ 私はいくら四色丼(並)を頂いてきました! 隠れ家風のこぢんまりとした店内でいただくいくら丼は、絶品の一言です。いくら丼以外の魅力的なメニューも豊富な、大満足間違いなしのお店を詳しく紹介していきます!
『波の』は、いくら好きの人からは知られる、いくら丼・海鮮丼専門店となり、東急東横線・東急大井町線の自由が丘駅正面口から歩いて3分と駅近くにあります。
隠れ家的和食店で細い路地を曲がった地下という立地だけに、地図をチェックしながらのアクセスがおすすめです。お店に近づいていくと、“いくら丼”の看板が出てくるのでそれを目印にするとわかりすいと思います。
来店した時間は11時過ぎ、あいにくの雨模様だったこともあり行列はできておらずスムーズに入店できました♪ ピーク時には行列ができているため、それを目印にしても良いですね。
地下階段を降りるとそこには、「自由が丘 波の」の看板があり地下に位置しているといったところから、すでに名店の雰囲気が漂います。わくわく♪
日本テレビのお昼の番組「ヒルナンデス!」でも紹介されたり、グルメYouTuberも挙って紹介しているいくら丼の名店です。食べログの評価も3.56点と高評価のお店。レビューも口コミもポイント高し!の注目店をご紹介します!
重厚な木扉を開けると店主さまの優しく丁寧な、“いらっしゃいませ”の声が店内に響き渡ります。いくら丼専門店と銘打ったお店だけに、店内内装は、“和”の雰囲気をイメージしていましたが、見渡すとどことなく、隠れ家バーのような雰囲気の内装です。
“これは意外!”と思って調べてみると、元々イタリアンバルだった場所を居抜きで借り、スタッフさんたちで改装したようです。スタイリッシュな雰囲気でいただく、“いくら丼”というのも面白いですよね。とってもおしゃれな空間で素敵でした。カウンター6席、テーブル2組のこぢんまりとした店内なので、ピーク時には行列必至というのも分かりました。
白壁部分にはお店を訪れた有名人の方のサインがびっしりと書かれていて、よくよく眺めてみると日本テレビのお昼の番組「ヒルナンデス」や「まいう~。」でお馴染のの石塚さん、せんだみつおさん、熊田曜子さん、井戸田 潤さんなど知っている有名人の方のお名前がズラり! ミーハー心をくすぐられ頂く前からテンションが上がってしまいました(笑)
来店当日は店主さまが一人、カウンターで切り盛りしていました。とても物腰が柔らかく、ほっこりさせてくれる素敵なお人柄。いくらを大切に扱われている事が伝わる気持ち良い接客をしてくださいました!
「今日のおすすめ」には、ますこのポテサラや梅水晶、やりいかのお刺身など酒に合う本日のおつまみもあることがわかりました。いくら以外の様々な海鮮物にも惹かれます。
カウンターに案内して頂き、早速メニューをチェック。どれも煌びやかに光るいくらさんたち。ワクワク感がとまりません。
メインメニュー表とは別に新メニューの「七色レインボー丼」をはじめ、「六色丼」、「五色丼」、「四色丼」など丼メニューはいくらの種類の数で選べます。もちろん、いくら単体でも提供されており、お好きないくらを好きなだけ注文可能です。
色とりどりに輝くいくらがビッシリと掲載されているメニュー表自体が宝石のようでうっとり見惚れ、いろいろと悩んだ結果、今回は人気No.2の「四色丼(並)」2,970円(税込み)を注文しました! ちなみにご飯は大盛り・おかわり無料、汁物付きです。
お腹をしっかりと空かせてきた、いくらを思う存分に楽しみたいという方は思い切って、いくらの分量をアップできる(増し)や(具W)を選んでみるのもありです。
「四色丼(並)」を注文後、ガス釜で炊いたもちもちのご飯とお味噌汁が先に提供されました。次に丸いの木のプレートの乗った美しいいくらが4種類運ばれてきました!透明のガラス容器に入っているため、いくらの美しさがしっかりと伝わります。それはそれは美しくわぁ~と声が漏れました(w)そしてすぐにお決まりの写真撮影タイムです♪
「四色丼(並)」で提供されるいくらは下記の4種類でした。
それぞれ、微妙に色合いや粒の形状に特徴があり、どれからいただこうが迷ってしまいます。
まずは、鱒いくら(紅鱒いくら)をご飯に乗せていただきます。なめらかな口当たりで皮は薄く、優しい味わいのいくらでした。普段、ご馳走として自宅や飲食店で食べている上質ないくらの味わいです。
次に紅鮭いくらは最も小粒な味わいで、その味わいはとても濃厚でした。すじこを思わせる質感と味わいを感じるため、ご飯・お酒のおつまみにぴったりな印象です。お酒がお好きな方は、こちらと日本酒のペアリングを楽しまれても良さそうです。
そして、滅多にできない上いくらの食べ比べです。まずは産卵初期の上いくらは柔らかくみずみずしい食感・味わいでした!一方、産卵後期のものは驚くほどに皮がしっかりとしており、プチッと口の中で弾ける独特の食感と美味しさを楽しめるいくらです。
店主の方にその違いを聞いてみると、産卵初期はまだ柔らかいものの、産卵後期になると外に放出されるため外敵から身を守るために皮が厚くなると教えてくれました。シロサケ産卵初期のいくらは滅多に出回らないため、とても貴重ないくらとのことです! お話を聞きながらいくらの違いを楽しみました。
どのいくらも美味しかったものの、個人的には上いくら(シロサケ産卵初期)の美味しさに驚きました。皮が厚いとはいえ、ほど良い硬さなので噛みやすく、噛んだ瞬間にいくらの美味しいエキスが飛び出してくる感覚がクセになりました!
備え付けのかき醤油もいくらご飯によく合うため、ご飯は2杯(2杯目は大盛り!)おかわりしてしまいました!ほかのいくらも食べたくなる、リピート必至の名店ですね。
『波の』の魅力は希少かつ鮮度の高いいくらをたっぷりと食べられる、“いくら丼”ですが、提供されるいくらをそのまま食べるだけではなく、食べる方がお好きなようにアレンジできる仕組みになっているとろも人気の理由です。
中でもまだまだご飯を食べたいという方に人気なのが、卵かけご飯の追加です。ゆずたまや龍のたまごなどブランド卵を選べるだけでなく、下記のトッピングをひとつ無料で付けられます。(ネギ入り)
どれも魅力的で究極の選択です笑 これらトッピングと卵だけで十分に一品になりそうで、いくらだけでなくほかの味わいで満足できる嬉しいサービスです!
さらに『波の』が力を入れているのが美味しいお酒です。カウンターには「高木酒造株式会社」が醸造している貴重な銘柄、「十四代」がびっしりと並べられていました。幻の日本酒としても知られており、なんと一般の方は定価で直接購入できないと言われているお酒好き垂涎の日本酒です。
いくらのような独特な風味に日本酒は抜群の相性! 日中はもちろん、夜の営業時に来店するお客さまの多くは、「日本酒×いくら」ペアリングをお楽しみ頂く方が多いそうです。日本酒は女性の方でも飲みやすいフルーティーでコクのある物もあるそうで、次回訪れた時はぜひペアリングで頂きたいなと思いました!
十四代のほかには、「而今(じこん)」や「高砂」、「新政」といった日本酒ファンに支持されている貴重な銘柄が揃えられているなど、いくらだけではない、店主さまのこだわりを感じました。是非詳しく聞いてみてください。お酒の魅力にも引きこまれますよ!
波のさんではいくらのテイクアウトも可能です。いくらのお持ち帰りメニューが貼られており、自宅でいくら丼を楽しみたい方はテイクアウトもおすすめです。
テイクアウトではいくらをセットで購入するとお得との情報も記載されていました! いくらが良く見えるガラス製の容器に入っていて、キラキラツヤツヤととても美しくギフトにもおすすめです!
『波の』さんは隠れ家バーのような雰囲気で極上のいくら丼を楽しめる、大人の海鮮丼専門店でした。地下に位置するこぢんまりとした店の佇まいがまた特別感を演出し、物腰の柔らかい素敵な店主さまと落ち着いた木を基調した店内内装なのでリラックスしていくら丼を楽しむことができます。
いくらのクオリティはさることながら、ご飯おかわり無料、トッピングも豊富かつお酒も充実しているので、“美味しかったけれど物足りない”といった思いをすることはありません。男性の方にも満足にお楽しみいただけます。カウンターとテーブル席が用意されているので、お一人さま、また知人・友人と一緒などシチュエーション問わず楽しめるお店でおすすめします!
有名人も訪れる行列必至の自由が丘にある、「いくら丼」専門店のお店。
お店の店名 | 波の |
カテゴリ | 和食・海鮮丼・海鮮 |
予約・問い合わせ | 03-6421-1765 |