【自由が丘ライター提供】
自由が丘のカトレア通りにある、ケーキ「モンブラン」が有名な老舗人気洋菓子店『東京 自由が丘 モンブラン』さん。
テレビ東京で放送の「出没!アド街ック天国」でも特集され、今、話題のお店です!!
早速、おいしいスイーツと優雅なひとときを求めて行ってみましょう♪
自由が丘駅正面口から徒歩約5分にある人気洋菓子店『モンブラン 自由が丘』さん。
テレビ東京で放送の「アド街ック天国」でも紹介され、地元の常連のお客様から、おいしいスイーツ好きの若い世代まで、多くの方々から親しまれていると評判です。
早速、美味しいケーキを求めて行ってきました!
自由が丘のカトレア通りにある洋菓子店『モンブラン 自由が丘』さんは約90年の歴史を誇る老舗洋菓子店です。
店内に綺麗に並べられている華やかなたくさんの洋菓子は、パティシエの方から販売の方まで、お店に関わる全てのスタッフの方々がそれぞれの工程でひとつひとつ丁寧に仕上げているそうです。
『モンブラン 自由が丘』さんにはたくさんのお客様が来店しますが、そのお客様一人一人を大切に考え、洋菓子一つ一つに心を込めて作られています。
「洋菓子には人々を笑顔にさせる力がある」と信じて歩む『モンブラン 自由が丘』さんのスタッフみなさまの丁寧で細やかな心遣いを感じられる洋菓子、店内となっています。
今では栗を使ったドーム型のスイーツとして定番商品の「モンブラン」。実は「モンブラン」には驚くべき誕生の秘話があります。
『東京 自由が丘 モンブラン』さんの公式ホームページによると、洋菓子職人であった自由が丘モンブラン創業者の迫田千万億さんが、フランスの山、モンブランを見て感動し、「この美しい名前の名を冠した店をやりたい」と考え、そのままモンブランの山麓にあったホテル「モンブラン」に行き、支配人と市長からその許可を得て、帰国したそうです。
モンブランと言えばフランスとイタリアの国境に位置する、標高4807.81 mの ヨーロッパアルプスの最高峰。まさかそんなフランスの最高峰がケーキになるなんで驚きですね!
創業者の迫田さんは日本でお店を開くにあたり、看板商品を作ろうと考え、暗中模索したそうです。
そこで辿り着いたのが、山の岩肌は日本人もお正月などによく食べる栗の甘露煮から作られるマロンクリームで表し、土台の生地にはカステラをベースにして、そして最後に降り積もった雪をメレンゲで表現、という手法でした。
こうしてさまざまな経緯で今から約90年前に、迫田さんが感動したフランスの最高峰を象徴する日本初のケーキ「モンブラン」が誕生したそうです。
「モンブラン」といえば今や誰もが知る栗の定番スイーツです。
日本初のフランスの最高峰モンブランをシンボルとしたケーキ「モンブラン」。完成させた迫田さんは「モンブラン」を自分だけのものにはしませんでした。
迫田さんは日本の洋菓子業界が発展することを望み、当時、屋号としては商標登録をしましたが、ケーキとしての商標登録はしなかったそうです。迫田さんはその作り方やレシピを広め、日本の洋菓子の技術や文化の発展に貢献したのです。
その結果、栗の定番スイーツ「モンブラン」は、今でも日本全国各地のケーキ屋さんに並び、日本でもみんながいつでもどこでも食べられる大好きな定番のケーキとなったのです。
今日、私たちが常時いろいろなお店で栗のスイーツの定番「モンブラン」楽しめるのも、迫田さんのおかげかもしれません。
そして『モンブラン 自由が丘』のスタッフの方々により、当時の想いとレシピは守られ、時代に寄り添いながら今でもなお大切に受け継がれています。
『モンブラン 自由が丘』のシンボルである華やかな「美人画」は、創業者の迫田さんと深い親交がある日本を代表する洋画家の東郷青児画伯が描いたものです。
その絵は包装紙やパッケージなどに使用され、店内にも飾られています。
これは「人とのご縁を大切に、洋菓子を通して多くの方々に喜びや笑顔の輪を広げていきたい」という願いが込められているそうです。
自由が丘駅正面口を出たら、タクシー乗り場やバス乗り場が整備された「自由が丘駅前ロータリー」をそのまま右方向に突っ切って、和菓子屋「蜂の家」の手前の道「カトレア通り」を右に入り、そのままひたすら真っすぐ歩けば『モンブラン』さんに到着です!
自由が丘駅から『モンブラン』さんまでは徒歩5分くらいですが、その間には魅力的なお店が沢山あります。『モンブラン』さんのあるカトレア通りにある「Luz自由が丘(ラズ自由が丘)」は、ファッション・コスメ・雑貨・レストランが揃った商業施設。道を1本入ればかわいい雑貨屋さんやチョコレート専門店などがあります。ショッピングも楽しめますね♪
カトレア通りを真っすぐ進んでいくと、緑豊かで開放的なテラスが見えてきました。
看板やメニューが屋外にも飾られていて、場所はとても分かりやすく、お店も入りやすい印象です。
まずはお店の外にあるメニューを拝見。全メニューの一部となりますが、どれもおいしそうですでに悩んでしまいます。
お店に入るとまずは正面にショーケースが目に入ってきます。
店内はショーケースを見ながら、ぐるりと一周回遊できる店舗デザインとなっていて、この大きなショーケースの中には華やかでカラフル、おいしそうで存在感のあるケーキが前面にたくさん並んでいます。
サイドには焼き菓子など様々な洋菓子がディスプレイされています。
洋菓子と共に創業者と親交が縁のあった東郷青児画伯の原画も飾られているという店内はまるで美術館のようです。
お持ち帰りかイートイン利用か…今日はせっかくなのでイートインを利用します!
オーダーの前に店内かテラスの席を確保します。開放的なテラスも豊かな緑に囲まれていて気持ちよさそうですが、今日は落ち着いた雰囲気のゆっくりできる店内奥の席を利用してみました。
席はそんなに多くないですが、スイーツを楽しんだお客様の回転は速い印象です。
イートイン利用でケーキをオーダーする場所は、店内入ってすぐのショーケース前か、入口から見てショーケース右サイドにイートイン専用のレジがありますが、混み具合によって臨機応変に対応してくれるようです。
どの店員さんもベテラン風で安心でき、親切でテキパキと案内してくれます。
今日は平日で少し空いているようで、イートイン専用のレジで、ケーキもドリンクもオーダーできました。
コーヒーはホットカプチーノ、ケーキはやはり「モンブラン」にしました!!
オーダー&お支払いをすれば席まで店員さんがもってきてくれます。
ケーキとコーヒーを待っている間、店内にディスプレイしてあるたくさんの洋菓子を見てまわりました。
「モンブラン」には生菓子のケーキだけでなく、マドレーヌやリーフパイ、レーズンサンドなどたくさんの種類の焼き菓子があります。
「モンブラン」のクッキーといえば「ティーコンフェクト」。たっぷりのフレッシュバター使用し、独自の製法と密閉度の高いオーブンでじっくり焼き上げたしっとりクッキーです。
このクッキー、普通のクッキーに比べて、カラフルでかわいいのです!!お祝いや贈答用におすすめのギフトの詰め合わせや可愛い季節のイベント商品もあり、見ているだけで楽しいひとときです。
店員さんがケーキとコーヒーを持ってきてくれました。崩すのがもったいない完璧な山の形…これこそフランスの最高峰モンブランの再現なのですね!
まずはフランスの最高峰モンブランに降り積もった雪を表現したというメレンゲをいただきます。
白いメレンゲと一緒に山の岩肌を表現したという美しい黄色いマロンクリームを一緒にいただきます。
サクサクとしたメレンゲに、モコモコして食べ応えがあるマロンクリームのハーモニーは最高です。
マロンクリームはもちろんしっかり栗の味がして、さわやかな甘さが心を満たしてくれます。
食べ進めていくと、土台の生地にたどり着きます。こちらはカステラがベースとなっており、しっとりふんわり♪この食感と適度な甘さにどこか懐かしさを感じます。
なめらかなカプチーノと一緒にいただき、優雅で幸せなひとときとなりました。
そして前述した『モンブラン 自由が丘』さんの密かな定番「ティーコンフェクト」を買わないわけにはいきません。
手土産やプレゼントに使えそうなギフトセットがありますが、バラ売りもちゃんとあります。
今日は自宅にてちょこっとおやつにいただけるよう、自分用に買って帰ろうと思います。
宝石のような美しくかわいいクッキー、食べるのがもったいないくらいです。
一口いただくとしっとりさくさく、ほろほろと少しの塩気と甘さが口いっぱいに広がり…これはもうクッキーのようなケーキのような、ボリュームがあり満足度が高すぎます!
コーヒーにも紅茶にも合いそうです。幸せな気分になれました!!ぜひお試しください。
ショーケースを見ながら店内を一周回遊できるおしゃれな店舗デザインは、数多く並んでいる商品が見やすく、華やかでかわいく美しい洋菓子を見ているだけでワクワクしてきます。
美術館のような店内は広々と感じられ、おしゃれで居心地がよく、店員さんもテキパキしながらも心遣いのある丁寧な方々でした。老舗であるにもかかわらず、気取った雰囲気は一切なく、純粋にスイーツが楽しめます。
今回いただいた「モンブラン」「ティーコンフェクト」は食べ応えがあり、もちろんお味も見た目も絶品です。
丁寧に仕上げられた種類豊富な洋菓子を、贈答用に、自分のおやつに、イートインでちょっと甘く優雅な時間を…何度でも行きたくなるさすがの老舗洋菓子屋さんでした。
店 舗 | 東京 自由が丘 モンブラン |
住 所 | 目黒区自由が丘1-25-13 岩立ビル1階 |
最寄駅 | 自由が丘駅から244m |
電 話 | 03-3723-1181 |
営業時間 | 11:00~18:30 |
定休日 | 火曜日・不定休 |