【自由が丘ライター提供】
テレビ東京系列で放送の「出没!アド街ック天国」でも特集され、10月13日(日)14日(月祝)に催された一大イベント「自由が丘女神まつり 2024」も、大盛況だった話題の街、自由が丘!!
今日はこの自由が丘の街で、おしゃれでおいしいコーヒーやお料理、スイーツが楽しめるという『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』さんに行って参りました!!
コーヒーが出来上がるまでの全ての工程において、妥協せず、最高のクオリティを追求するという『ONIBUS COFFE』さん。
コーヒーの品質のことだけではなく、生産者から消費者までの、全ての人々の生活を豊かにすることを目指し、生産環境や労働環境に配慮して、生産国を訪れ、透明性のある調達を行っているそうです。
環境問題とコーヒービジネスの課題にも積極的に取り込み、本質的なコーヒーカルチャーを日本に根づかせるため努力されている会社と拝見し、ますます行ってみたい気持ちが強まりました!
『ONIBUS COFFEE』は2012年に東京都世田谷区奥沢に1号店が誕生。オープン当時は代表の方が一人で始めたそうですが、いまや、国内外に数店舗あり、様々な事業を展開されており、『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』はその4号店にあたります。
自由が丘店はコーヒーだけではなく、『ONIBUS COFFEE』で唯一キッチンを構え、ブランチやデザート、アルコール類も提供するカフェスタイルの店舗としてオープンしました。
フードメニューは、朝食にも昼食にもなる「ブランチ」メニューが中心となっています。
お店の場所は自由が丘駅から徒歩約5分で、アクセスも簡単です。北口からも行けるようですが、今日はわかりやすい正面改札からの道順で向かいます。正面改札を右に出て、「女神通り」を真っすぐ歩いていきます。
一つ目の交差点を右に曲がり、「すずかけ通り」を真っすぐ歩き、そのまま「自由が丘グリーンロード」に入り、少し歩けばお店に到着です。
駅を出ると右手にすぐ工事現場が目に入ります。「女神通り」を歩いていくと左側になりますが、これは今すすめられている自由が丘駅周辺の再開発のための工事です。
商業的にも発展し、おしゃれで落ち着いた自由が丘の街ですが、近年は駅周辺の建物の老朽化や車両の混雑など、街としていくつもの課題があります。
それらを解決するため再開発事業が推進され、2023年から新築工事着工、2026年の竣工を目指しているそうです。新たに、商業店舗やオフィス、都市型住宅、地下は駐車場が展開される複合ビルが建設の予定。少し先の話になりますが、新しい自由が丘の街も楽しみですね!!
『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』さんは、駅前メインエリアからは少し離れていて、閑静な住宅街と、個性的な飲食店街が共存しているエリアにありますが、お店にいくまでに通る、「すずかけ通り」や「自由が丘グリーンロード」には、様々なお店があります。
『DULTON (ダルトン)自由が丘店』、100円ショップ『Can★Do(キャンドゥ) 自由が丘店』などの雑貨店から、生ドーナツ専門店の『we♡donut自由が丘』、和スイーツの『nana’s green tea (ナナズグリーンティー)自由が丘店』、焼小籠包の『大山生煎店』などの飲食店まで、たくさんの有名店が並びます。
『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』の行きや帰りに歩くだけでも、食べ歩きにショッピングに…楽しめちゃいます♪
「自由が丘グリーンロード」に入ると、すぐ「arbre(アーブル)自由が丘」が見えてきます。「arbre自由が丘」の1階に『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』があります。
「arbre 自由が丘」とは、1階には飲食店舗、2、3階は住宅区画となっているコミュニティー型賃貸住宅と飲食店で構成する複合ビルです。
物件名称の「arbre(アーブル)」とは、仏語で「樹木」を意味しており、建物は構造を木造とし、外装の全面にも木材が使用されています。その名の通り、近代的な大きなビルでありながらも、外面にも木材がふんだんに使われ、木の温かみが感じられる都会的な建物となっています。
『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』も、外観にも店内インテリアに木製のものが使われていて、シンプルかつモダンな雰囲気となっています!!
お店が見えてきました。駅から来て「arbre自由が丘」の1階に並ぶお店の3軒目が『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』さんです。
1軒目はごま専門店『café & izakaya「goma to(ゴマト)」』さんです。こちらはなんと、ごま油で有名な「かどや製油株式会社」さんのお店なのです!ごまを使ったメニューを楽しむことができるカフェのようで、こちらも気になりますね!
2軒目はワイン専門店『VIRTUS WINE(ウィルトス ワイン) 自由が丘店 』さんです。店内にはバーやイートインコーナーもあるようで、ワイン好きにはたまらないお店です。そして3軒目がいよいよ目的の『ONIBUS COFFEE 自由が丘店』さんです。
お店に到着しました。ウッド調のモダンなビルの一階、緑豊かでテラス席もあり、開放的な雰囲気です。今日はランチをしに来ましたが、お昼の時間は少し過ぎてしまいました。
店内をのぞいてみると大盛況で満席の様子。しかし大丈夫です!店員の方にうかがったところ、ブランチタイムはラストオーダーが14時半で、それまでに並べばOKだそう。
一組待っていたので、そのあとに並ばせていただきます。入口横にベンチやよりかかるところがあったので、そちらで待機します。時間帯のせいか、来店する方も出る方も多く、回転は速い様子で、すぐに席に案内していただきました。店内の奥の席、落ち着けそうです♪
店員さんはみんなニコニコ、フレンドリーで感じが良く安心します。「ご来店ありがとうございます」と席で声をかけてくれ、すぐにメニューとお水を持ってきてくれました。
メニューは、「スペシャルメニュー」「フード #1、#2」「コーヒー」「ハンドドリップメニュー」「デザート」「アルコールドリンク」の計7枚です。コーヒーのメニューがあるなんてさすがコーヒー専門店です。
ハンバーガーなど、気になるメニューがたくさんあったのですが、今日は、なかなか自分ではうまく作れないオムレツをチョイスしてみました!
アイスラテと「赤座農場のオムレツ/奥添製パンのサワードゥブレッド/Blue Leaf Microgreensのマイクログリーンリーフ」というオムレツのオープンサンドイッチをオーダーしました。オーダー時に店員さんのおススメでチェダーチーズを追加しました。濃厚な味わいになるそうです!
アイスラテが運ばれてきました。まず目に入ったのは、ストローがプラスチックではなく、ステンレスのストローです!公式ホームページによると、『ONIBUS COFFEE』さんは、環境問題に配慮して、プラスチック素材の製品を別の素材に切り替えるという、脱プラスチック活動をされているそうです。
ステンレスのストローは、サステナビリティを考慮したエコ活動というだけではなく、見た目もおしゃれで、アイスドリンクは冷たさが一層感じられ、さらに美味しくいただけます。素晴らしい相乗効果です。アイスラテは濃厚でコクがあるまろやかな飲み口ですが、冷たくさっぱりした味わいでとても美味しいです。
一息ついたちょうどよいタイミングでお食事が運ばれてきました。まずはオムレツの色味にびっくりしてしいました!メニューにお料理の写真は載っていなかったので、勝手に一般的な黄色い楕円形の丸まったオムレツを想像していました。
これは見たことのないオムレツです!緑がかった、波打っているふわふわの大きいオムレツ!上にマイクログリーンリーフがちりばめられ、下にパンが少し見えます。もはや芸術です。チェダーチーズはどこにあるのでしょうか。
早速いただきます!オムレツはふわふわしていますが、しっかりと塩味がきいていて、とても美味しいです。下に敷いてあるパンは、しっとりとして優しい酸味があり、クラスト(外皮の部分)はパリパリとした食感で、絶妙なバランスです。そして…その卵とパンの間に、しっかりとチェダーチーズがありました!
チーズはクリーミーで、いい意味で味が濃く、とろとろしたオムレツのアクセントになっています。やはり店員さんのおっしゃる通り、追加して大正解です。食べ応えはあるのですが、美味しくてあっという間にいただいてしました。
広々とした店内は、植木や木のオブジェなどもあり緑豊かに飾られ、インテリアにもこだわりが感じられます。おしゃれな音楽が流れ、カップルや女性同士のお友達、おひとりさま、ご高齢のご夫婦、母子など、様々な世代のお客様で賑わっていて、とても居心地がよかったです。
お食事が終わった後も、急かされることもなくゆっくり過ごすことができました。店員さんもみんなとても気持ちの良い接客をしてくれました。
お会計はレジで済ませます。レジ横のショーケースにはスイーツも♪ブランチだけではなく、スイーツもコーヒーと共に楽しめそうです。
また、レジ横には、『ONIBUS COFFEE』さんこだわりのコーヒーが売られています。おしゃれでかわいいパッケージで手土産にも喜ばれそうです。
入店の順番待ちをしているときから気になっていたのですが、お店の前に野菜が並んでいて、売られていました。これは『奈良山園(ならやまえん)』さんによる野菜販売会でした。
奈良山園(ならやまえん)』さんとは、ホームページによると、東京都東久留米市の柳窪にある、江戸時代から400年続く農園だそうです。農業法人を設立し、都市近郊の農業において、生産、加工、販売、体験までを一貫して手掛けることで、「農ある豊かな暮らし」の実現を目指しているそうです。
この『奈良山園(ならやまえん)』さんと『ONIBUS COFFEE』さんが、「CSA LOOP」という取り組みに参加しているそうです。
「CSA LOOP」とは、地域の農業と消費者を結びつける独自の取り組みです。消費者は、「CSA LOOP」に登録することで、野菜を年間購入し、定期的に農家から直接受け取りができるそうです。それにより、農家は、収穫量や市場に左右されることなく、収入を安定させることができます。
購入者は農家とコミュニケーションをとることができ、農業に関わり、理解を深めることができます。また、購入者の家庭の生ゴミからできた堆肥を受け取り、生産に利用することで、都市と農園の循環を生み出します。
これが地域支援型農業(CSA)×食の循環(LOOP)に取り組んでいる「CSA LOOP」という持続可能な取り組みです!!
『ONIBUS COFFEE』さんがその受け取りの拠点として参加しているので、たまたまその日に居合わせたお客様は、店頭で販売されているお野菜を自由に購入することができるそうです。
柿などの果物からかぼちゃまで、旬の野菜が並んでいます。また、旬の最高の美味しさにこだわった新鮮なジャムや、『奈良山園』さんが養蜂して生産しているというはちみつなどもあります。
木のぬくもりが感じられ、洗練されたおしゃれなお店の外観やインテリアに心惹かれます♪店内は音楽が流れ、たくさんのお客様もいて賑わっていますが、騒がしいという感じではなく、不思議と落ち着いてコーヒーやお食事やスイーツが楽しめる雰囲気です。
近くの席に芸能人の方もいらしたようなおしゃれなお店ですが、気取った雰囲気はなく、フレンドリーで感じの良い店員さんが、さらに店内を居心地の良い空間にしてくれています。いただいたお料理もお味はもちろん、見映えもよいので目でも味わえ、大満足です。
コーヒー専門店というだけあって、コーヒーのメニューも豊富で、『ONIBUS COFFEE』ならではの高品質なこだわりのコーヒーが楽しめます。コーヒーはカフェ飯にもスイーツにも相性抜群です。コーヒー豆も販売されているので、ご自宅でもお楽しみいただけます。お土産にもいいですね。
そして、ただ「お洒落で美味しいお店」というだけでなく、「脱プラスチック活動」の推進や、上述した「CSA LOOP」という取り組みに参加するなど、環境問題や社会問題、コーヒービジネスの課題にきちんと向きっているということに感心させられました。日常においてそういったことに自然と目を向けられたらよいですね。
ぜひ一度足を運んでカフェ全体をお楽しみください!!
営業時間 : 9:00-17:00
住 所 : 東京都目黒区緑が丘2-24-8 arbre自由が丘(自由が丘駅から徒歩4分)
電話番号 : 03-6421-3939