【自由が丘ライター提供】
自由が丘の街には様々なジャンルの飲食店がありますが、ポルトガル料理店もあるのはご存知ですか?
イタリアンにフレンチ、和食や中華、ハンバーガーなどは食べる機会も多いと思いますが、ポルトガル料理に馴染みがある方は少ないのではないでしょうか。
今日はおいしくておしゃれなポルトガルタパスとワインが気軽に楽しめるお店「マヌエル ヴィーニョ エ ペティスコス 自由が丘店」さんをご紹介いたします!
ポルトガルといえば、まずは、鉄砲の伝来やキリスト教の布教など、日本の歴史上の出来事を思い出す方が多いかもしれません。
ポルトガルは、大西洋に面していて、ヨーロッパの最西端に位置し、スペインの西側に細長く伸びています。
首都はリスボンで、温暖な気候、食文化、ワイン文化、美しい海岸線や歴史的な街並みや建造物、伝統的な音楽が魅力です。
ユーラシア大陸の西の端にあるため、大航海時代には世界各地への航路を開拓し、様々な国との交易を通じて多様な文化を吸収し、世界史に大きな影響を与えた国の一つです。
こうした歴史的な交流で、「パン」「カステラ」「シャボン」など、ポルトガル語由来の日本語も多く、ポルトガルは、日本の社会や食文化や言語にも多大な影響を残しています。
このようにポルトガルと日本はとても縁が深く、現在も友好関係が築かれています。
ポルトガル料理は、新鮮な魚介や豊かな山の幸を活かした素朴で滋味深い料理が特徴です。
大航海時代の影響を受け、ヨーロッパ・アフリカ・アジアの食文化が融合した、誰もが親しめるユニークな味わいのお料理です。
ポルトガルワインとは、豊かな土着品種と多様な気候風土が生み出す個性豊かなワインが特徴で、他の国にはない珍しい地場品種が多く、ワイン好きにはたまらない魅力があります。
「Manuel(マヌエル)自由が丘」では、通常のワインだけでなく、代表的なポルトガルワインであるヴィーニョヴェルデ(微発泡の白ワイン)やポートワインやマデイラワインのような酒精強化ワインなどのポルトガルワインが揃っています。
また、ポルトガル特有の、昔ながらの造り方のフィールドブレンドワインやアンホラ(粘土で作られた素焼きの壺)を使ったワインなどもあるそうです。
2023年11月にオープンした「Manuel(マヌエル)自由が丘」さん、公式ホームページによると、上記のようなポルトガルの多くの魅力を料理・ワイン・雰囲気などを通じて、多くの方々に伝えしたい、本物のポルトガル料理を提供し、皆さまに喜んでいただきたい、というのが願いだそうです。
「Manuel(マヌエル)自由が丘」さんは、日本での初めての本格的なポルトガル料理店として、カジュアルダイニングからファインダイニングまで、異なったスタイルの店舗を数店舗展開しています。
自由ヶ丘駅正面口から徒歩3分の「Manuel(マヌエル)自由が丘」。道順も簡単でアクセス良好で雨の日でも安心です!
ショッピングやグルメが楽しめるお店がならぶ賑やかな「すずかけ通り」に面しています。それでは駅から歩いてみましょう♪
自由が丘駅正面口を右に出て、右方向にある「女神通り」を直進します。
一つ目の交差点を右折して高架下をくぐります。「すずかけ通り」となります。
高架下をでて左手一軒目の地下一階に「マヌエル ヴィーニョ エ ペティスコス 自由が丘店」が入っています。
一階には、抹茶や日本茶を中心としたドリンクやスイーツが楽しめるカフェ「nana’s green tea 自由が丘店(ナナズ グリーン ティー)」が入っています。
お店に入ってすぐにある左の階段を降りると「マヌエル ヴィーニョ エ ペティスコス 自由が丘店」に到着です。
「マヌエル 自由が丘」の店内は28席あるようですが、お昼時にはほぼ満席になっていました。私たちは事前にネットにて席のみの予約をしていったので、スムーズに着席することができました。
時期や時間帯によるとは思いますが、予約されていった方が安心だと思います。予約は公式ホームページや「食べログ」「一休」などのサイトからもできます。問い合わせ電話番号もありますので、詳細はご確認ください。
店舗は地下にありますが、とても明るく広く感じられる、ゆっくりとくつろげる雰囲気です。店内には荷物が収納できる籠が置かれ、整然としていて綺麗です。
ベージュとを基調としたウッディで洗練されたおしゃれな空間、一方でポルトガルの写真なども飾られ、異国情緒も感じられます。ゆったりと落ち着いてお食事が楽しめそうです!!
今回私たちはお友達女性3人組でうかがいましたが、同じように女性同士、また、少しお年を召したご夫婦などもいらっしゃいました。
店内は広くはありませんが、奥行きがあり、お二人席も、グループ席もあるので、賑やかにランチ会、女子会、ランチ会もできますし、カップルやご夫婦でデートでも過ごすのも、会社仲間とお食事会などでも、様々な用途で使えそうなお店です!や
お店ではとても丁寧で感じの良い店員さんが接客してくださいます。数々のお料理が出てきますが、一つ一つ店員さんが説明してくださるので安心です。
着席するとメニューとカトラリーとお水が用意されます。お水もこまめに補充してくださるのでうれしいです。
それではランチメニューをご紹介いたします。
※コーヒーまたは紅茶がつきます(レモンスライス・牛乳各50円プラス)
(メイン料理・小さな前菜・サラダ・フライドポテト・スープ・パン(ライス)のセット)
●フランゴアサード 1180(1300)円
香味野菜で2日間マリネした鶏もも肉のロースト
●サルディーニャアサード) 1180(1300)円
イワシのオーブン焼き(2尾)
※お選びいただくメイン料理によってサイドディッシュが異なります
※マヌエル自由が丘の名物料理
豚ロース肉、あらびきソーセージ、カリカリベーコンとチーズを自家製パンで挟んで焼き上げます
仕上げには特製トマトソースをたっぷりかけて完成目玉焼き(+100円)トッピングでさらにリッチに!
干し鱈、ジャガイモとペンネのクリームグラタン
干しの旨味たっぷりのあつあつグラタン チーズがとろ-り
タコの雑炊風
タコの出汁をたっぷり使った優しい味わい
豚とアサリのアレンジャーナ風
豚肩肉とアサリを白ワインで煮込んだ郷土料理
牛ハラミ200gのステーキ
シェフ特製ハッシュ・ド・ビーフ(サラダ・スープ・ライス)
飴色になるまで炒めた玉ねぎ、完熟トマト、フォンドボーが旨味とコクをポルトガル産赤ワインで芳醇な香りをプラス。牛肉の旨味が口中に広がるシェフ特製ハッシュドビーフ
●パステル・デ・ナタ
エッグタルト ザクザクのパイ生地と濃厚クリーム
●ポルトガルプリン
卵黄をふんだんに使用した濃厚でなめらかなプリン
●パンデロー
半熟のカステラ
●チョコレートサラミ
見た目はサラミ、チョコレートとビスケットのお菓子
●自家製アイスクリーム(2p)
※スタッフに確認
●セラドゥーラアイス
砕いたビスケットと練乳クリームのアイス
※ゆったり過ごしたい昼食にポルトガル色たっぷりのお料理を揃えたランチ限定コース
前菜の盛り合わせ・メイン料理・タコの雑炊・ポルトガルデザート・コーヒーor紅茶
◆タパス盛り合わせ
沢山の種類をちょっとずつ盛り合わせた彩り豊かな前菜
※8-10種の前菜盛り合わせ(日によって変わります)
◆メインは以下より選択
★フランゴアサード
香味野菜で2日間マリネして柔らかくした鶏のもも肉のロースト
★サルディーニャアサード
イワシ2尾のグリル
◆タコの雑炊
やさしい味わいのタコ出汁をたっぷり使った雑炊
◆ポルトガルデザート
シェフおまかせのデザート
◆食後のお飲み物
コーヒー・紅茶より選択
ポルトガル料理はワインとの相性抜群!ポルトガルワインと一緒に楽しむのが定番だそうです。
今日は3人全員ランチコースをお願いすることにしました。メインディッシュは、1人は「鶏のもも肉のロースト」で、2人は「イワシ2尾のグリル」でお願いしました。
お食事は待たされることもなく、いい塩梅で最後までスムーズにサーブしていただきました。ゆっくりとおしゃべりをしながら、ポルトガルタパスとデザートを堪能することができました。
なかなか日本では味わえないポルトガル料理のタパスが少しずつ味わえます。色鮮やかで見ているだけで幸せになります!
干し鱈を使ったコロッケやクリームグラタンは、小さいながらも塩気と魚の風味が広がり、とてもおいしいです!
また、普段はあまり食べることがない豚耳を使ったお料理もあり、独特の食感で美味でした。
メインがお魚だと物足りないかな…なんて一瞬思いましたが、全くそんなことはありませんでした。イワシが丸ごとに二尾、しっかいと味付けがされていて、塩気とオイルの調和が格別な味わいです!!
付け合わせのお野菜も丁寧に作られていて、野菜の旨味が際立っています。骨に気を付けて最後まであっという間に完食です。
しっとりとしたジューシーな鶏肉にソースが絶品です。デミグラスソースのような色ですが、そうではなく、赤ワインをアクセントとした濃厚だけれどさっぱりとしたソース、味わい深く、とてもおいしいです!
タコの出汁でしょうか。海の香りがして塩気があり、トマトの酸味とぴったり合います。お食事のしめにぴったりです。
さっぱりとしたアイスに、濃厚なプリンで絶妙な組み合わせです。プリンは普段いただくプリンより、甘みが強くコクがあり濃厚ですが、後味も良く、奥行きがある格別な味わいです。おいしい!!
食後には温かいコーヒーと紅茶をいただきました。透明のコップがお洒落です。コーヒーがプリンの甘みとよく合い、いっしょにいただくととてもおいしいです!最後までポルトガルの食の世界を堪能です!!
普段なかなかたべることのないポルトガル料理ですが、海の幸をいかしたお料理が多く、素材の旨味を引き出し、丁寧に作られたシンプルなお料理は、日本人の舌に合うようです。
どのお料理も凝っていてとてもおいしかったです。ご家庭ではなかなか作ることが難しいポルトガル料理、おいしい本場の味が「マヌエル 自由が丘」で味わうことができます!
お店は明るくきれいでおしゃれなインテリア、ゆったりとくつろげる空間となっています。
店員さんもとても丁寧で感じがよいので、気兼ねなくゆっくりとお食事が楽しめます。
おしゃれでゆっくりできる雰囲気で、ソファ席もある居心地の良い店内、カップルやご夫婦でデートでも、ランチ会や女子会など、賑やかに楽しむこともできます。どなたといっても気軽に楽しめそうなお店です。
ぜひ行かれてポルトガル料理をお楽しみください♪
店名 | マヌエル自由が丘 |
住所 | 東京都目黒区自由が丘1-14-16 Nanaha Bldg. B1F■アクセス |
電話番号 | 03-6421-4719 |
営業時間 | LUNCH 11:30~13:30(L.O) 14:30閉店 DINNER 18:00~21:00(L.O) 22:00閉店 |
定休日 | 年中無休 ※最新の情報詳細はお店にご確認ください。 |