【自由が丘ライター提供】
自由が丘には、おいしい魅力的なパン屋さんが多く点在していますが、おしゃれなベーグル専門店も注目を集めています!!
ベーグルをこよなく愛する筆者が、実際に数店舗を訪問し、購入して、おいしくいただきました♪今日はそれぞれのお店の特徴やおいしいベーグルの感想をレビューいたします。
ベーグルとはパンの種類の1つで、一般的なパンとは異なり、バター(油脂)や牛乳、卵を使用せずに作られます。
小麦粉(強力粉)・水・塩・イーストなどの素朴な材料で作られる、丸い穴の中央が空いた円環型のパンで、焼く前に一度お湯で茹でるという独特な工程で作られます。
この製法によって、外側はつるり、もしくはパリッと香ばしく、内側はむっちりもちもちとした弾力ある食感が生まれます。
ベーグルの歴史は、諸説ありますが、ポーランドのユダヤ人コミュニティの中で宗教的な意味を持つパンとして独自に発展したとする説が有力だそうです。
16世紀のポーランドで、宗教的な理由で卵や乳製品を使わないパンとしてユダヤ人によって生み出され、シンプルでヘルシーなパンとして、親しまれていました。
やがてアメリカに渡り、ニューヨークでとても人気となり、現在では世界各国で愛されるパンとなりました。
日本では1980年代以降、健康志向の広がりとともに注目を集め、今では、様々なアレンジがされ、朝食、ランチ、おやつに…様々な場面で幅広く人々に愛されています。
ベーグルは、勿論、「食べれば痩せる」という食材ではありませんが、ダイエットにも活用できるパンです!
それは一般的なパンと違い、卵やバター(油脂)を使わないという脂質控えめなレシピが多いということと、もちもちとした弾力のある食感は噛み応えがあり、噛む回数が増えるので満腹感を得やすく、食べすぎ防止にもつながるからです!!
しかし炭水化物量は多いですし、甘いフレーバーやクリームチーズなど高脂質なトッピングを加えることも多いので、注意が必要です。
京都の人々に愛され続けている創業30年のパン屋、グランディール自由が丘店さん。
雑貨やアパレルを扱うおしゃれで個性的な店舗、おいしいレストラン、便利なスーパーまでが出店されている緑豊かな商業施設「JIYUGAOKAdeaone(自由が丘デュアオーネ)の一階にあります。
公式ホームページによると、グランディールさんは、1980年代の後半に、下鴨神社で有名な京都左京区の下鴨周辺で誕生しました。
当時は、まだ、道沿いにお店もパン屋もない、田んぼの多い長閑な土地だったそうです。
30年という長い年月を越えて、いまなお多くのお客様に愛されているのは、素材にこだわり、職人が丹精こめて焼き上げ、いつものパンを、いつもどおり美味しくお届けするという、その絶え間ない繰り返しで、毎日食べても飽きがこない、食事の引き立て役にも、主役にもなれるおいしいパンを提供しているからです。
そんな老舗パン屋のグランディール自由が丘店さんがつくるベーグル。
●栗ベーグル/240円(税込)
しっとりもちもちした食感の生地に、ごろっと入っている栗のしっかりとした甘さとごまの香ばしさが広がる一品。
生地の美味しさの上に、栗のしっとりおいしい存在感と、ごまのプチプチ食感がアクセントになり、食べ応えも十分な栗ベーグルです
●グランソシソンベーグル/280円(税込)
グランディールのベーグルの中でも人気No.1のフレーバーだそうです。ウインナー1本をベーグル生地で巻きあげてあります。
ジューシーで塩気が強いウインナーと、ベーグルのもっちりした生地のおいしさが同時に楽しめ、食べ応えがあります。
お惣菜系ベーグルなので、甘いものが苦手な方や、お子様の朝食などにも良いのではないでしょうか
自由ヶ丘駅徒歩6分、緑が丘方面に向かう自由が丘グリーンロード沿いに佇むNYスタイルのベーグル専門店自由が丘BAGELBASE(ベーグルベース)さん。
なんと朝7:00から営業されているそうですので、朝ご飯にも最適です!!(サンドイッチの販売開始は9:30から)
公式ホームページによると、「ベーグルの本場であるニューヨークの味を届けいたい」と思いで、Kossar’sBagels&Bialys(ニューヨーク・ロウアーイーストサイド発祥の創業1936年の老舗ベーグル&ビアリー専門店)で学んだ味を忠実に再現したのがはじまりだそうです。
日常の一部として立ち寄っていただけるお店を開きたいという想いから店名に「BASE」と入れ、自由が丘という街に溶け込み、地域の方々に「自由が丘の街の魅力のひとつ」と感じていただける存在を目指しているそうです
ベーグルについては、日本風にアレンジしたり、オリジナリティは出してはおらず、ニューヨークで学び、経験をした味をそのままストレートに再現されています。
味を再現するために、全工程を手作業で作られていて、素材の原産地、栄養価、鮮度にこだわり、独自の配合を守り、バターや卵、乳製品を一切つかわずに製造されています。
希少性のある原料や、高価な素材など、特別な食材は使われておりませんが、子どもたちにも躊躇なく食べさせられる原料、素材を選んで提供しています。味も身体にも安心のベーグルです!!
オーナーご夫婦や古くからの友人やベーグル好きの仲間が集まって運営され、プロとして恥ずかしくない製品をつくり、地域の食を担う気持ちで日々営業されているそうです。
そのコンセプトには地元愛やアットホームな雰囲気が感じられながらも、プロ意識の強さも感じられ、そんな思いの詰まったベーグル、いただくのが楽しみでです!!
●アップルリコッタ/400円(税込)
シャキシャキの甘いりんごがアクセントのアップルリコッタ。もっちりしっとりとした生地が噛みごたえ抜群で、りんごの爽やかな甘さと食べ応えがある生地が合う一品です!
●ハニーマスタードチキン/500円(税込)
サンドには、クランベリーとナッツが練り込まれたベーグルが使われていて、程よい甘さとチキンの塩気が絶妙に合っています!
ジューシーなチキンはハーブの香りも豊かで、粒マスタードの甘い酸味がアクセントに。
レタスとトマトなどのお野菜もしっかり入っていて、バランスの良い味わいのハニーマスタードチキンサンドです。
これは絶品!食べ応えがあるので、しっかりランチにもなるし、リピート確定です!
軽井沢の地でも有名な1933年創業の老舗ベーカリー、ブランジェ浅野屋さん。
公式ホームページによると、株式会社浅野屋さんは、全国的にまだ外国の食料品やベーカリーが珍しかった1933年に、東京・麹町で近隣の大使館員や地域住民の方々に向けて、輸入食品店として創業されたそうです。
現在ではブランジェ浅野屋として、首都圏や軽井沢地域で15店舗以上のベーカリーを運営されています。自由が丘店でも、おいしいハード系のパン、菓子パン、サンドイッチなど、たくさんのパンが揃っていて、ランチなどにも便利なイートインスペースもあります。
ブランジェ浅野屋のブルーベリーベーグルは、たっぷりのジューシーなブルーベリーが練り込まれていて、表面はブルーベリーの、おいしそうなきれいな色鮮やかな紫色に染まり、もちもちの生地に、ブルーベリーのほのかな甘さと、そのいい香りがしっかりし楽しめます。
もっちりと食べ応えがあり、一つで満足できる美味しさです。ブルーベリー好きの方は必ず召し上がってください!!
●ブルーベリーベーグル/295円(税込)
東京代々木八幡のベーグル屋tecona bagel works(テコナベーグルワークス)さんの姉妹店で、美味しいベーグルを、毎朝作っているベーグル専門店Tecona bagel自由が丘(テコナベーグル)さん!
旬の食材や季節に合わせて、豊富な種類の焼きたてのおいしいベーグルが並んでいます。
テコナベーグルではベーグルの種類が、「ふか」「もち」「むぎゅ」という3種類があり、使用する小麦粉と酵母を変えることで3つの食感を作っているそう。
日によって違う香りや味、好みの食感を選ぶことができ、毎日通っても飽きなさそうです。
店内にはイートインスペースはありませんが、お店の前に若干のテラス席があり、お天気の良い日にはそこでいただくこともできます。
そして、なんと、ベーグルを購入すると、コーヒーor紅茶の無料サービスもあるんです!オンラインストアも充実しているのでチェックしてみてくださいね♪
●黒豆きなこ
店内には毎日行っても飽きないような種類豊富なおいしそうなベーグルがたくさん並んでいて、迷ってしまいます!!今日は体によさそうな黒豆きなこをチョイス♪
生地は小麦の香りがしっかりして、しっとりもちもちしながらも、みずみずしい美味しさ!
中に入っている黒豆も存在感がありしっとり甘く、風味豊かでふかふかなベーグル生地と一緒にいただくと最高においしい!大満足です。
自由が丘駅正面口から徒歩5分、東急大井町線線路近くにあるJUNO CAFE JIYUGAOKA(ジュノカフェ)さん。
自社直営Bagel Factory(ベーグル専門工場)から直送したベーグルや、無農薬・自然栽培・減農薬のお米やお野菜を使ったデリ、オーガニックコーヒーやティーがいただける、おしゃれでゆったりとくつろげるカフェです。
勿論メニューによってはテイクアウトも可能です。
公式ホームページによると、JUNO(ジュノ)さんのベーグルは、北海道産小麦粉(遺伝子組み換えではない)、きび砂糖、平釜製法で作られた塩(天日塩)、生イーストだけでできていて、主原料は、合成保存料、合成着色料、冷凍安定剤、化学調味料、人工甘味料は全て不使用だそうです。
基本的に乳・卵等の、動物性タンパク質は不使用で、添加物も出来るだけ不使用。(※一部商品(チーズ、チョコ、季節商品等のベーグル)を除く。)
さらに職人の手で、生地の捏ね上げからきちんと茹でて焼き上げる製法で、生イースト特有のふんわり感のある食べやすさが特徴です。
JUNO(ジュノ)さんのベーグルは、定番のプレーンをはじめ、トマトカレーやダブルチョコなど、バリエーション豊かな8種類がラインナップ。
また、その季節を楽しめる旬の食材を取り入れたシーズナルベーグルも登場し、毎回異なる味の魅力を堪能できます。
●ダブルチョコベーグル/346円(税込み)
今回はダブルチョコベーグルをテイクアウトしました。冷凍されたべーグルを持ち帰ることになります。
そのため、いただく前に電子レンジで少し温め、仕上げにトースターで少し焼いていただきました。
ダブルチョコベーグルは、トースターで軽く焼いたからか、外側はパリッと香ばしく、中はしっとりもちもちで、食べ応えがあります!
ココア生地なので、生地自体もほのかな甘さでチョコレートのいい香り、温めたので少し溶けた甘いチップチョコとホワイトチョコチップが、アクセントとなっていてとてもおいしいです!!
kepo bagels(ケポベーグルズ)自由が丘店さん。本格的なニューヨークヘベーグルから種類豊富なオリジナルベーグルが魅力のベーグル専門店です。
上北沢本店・洗足店に続いて、3号店として2025年6月に新規オープンしたんです!!
自由が丘駅正面口前にそびえたつ、ファッション、雑貨、飲食などの、バラエティ豊かな店舗が、約100店舗ほど入っている老舗商業施設・自由が丘デパートの一階に入っています。
上北沢にある本店ではカフェスペースもあり、作りたての、自家製ベーグルのサンドイッチやハンドドリップコーヒーなどがいただけます。
ベーグル専門店ケポベーグルズは、店主さんが、幼い頃からもちもち、むっちり、ちょっと変わった歯ごたえのあるものが好きで、「食感にこだわったパン作りをしよう」「それなら食感が特徴のベーグルを通して、パンの食感の面白さや奥深さを追求してみよう」という想いが始まりだったそうです。
そんなケポベーグルズさんがつくるベーグルには和ベーグルと、ニューヨークベーグルがあります。
和ベーグルは、ケポベーグルズオリジナルで、店主さんが日本人ならではの自由な発想で提案するベーグルです。
国産小麦を使っていて、麹由来の天然酵母で発酵させています。噛み応えのある、もちもちした食感の生地で、「お餅に合うものはこの生地にも合うはず」と、小豆やきなこや野沢菜など、日本の昔ながらの和菓子やごはんのおかずの食材を、その生地に組み合わせたり巻き込んだりされています。
ニューヨークベーグルは、店主さんがニューヨークで食べて美味しさを感じ、そのカジュアルさやラフさに憧れをいだいた本場のベーグルをお手本に、伝統的製法をできるだけ再現したものです。
ベーグルの本場ニューヨークのベーグルは、実際はそんなにもちもちしておらず、ちょっと噛み切りにくく、皮は固いそうです。
ケポベーグルズのニューヨークベーグルは、本場ニューヨークのものと同じように、北米産の粉と生イーストを使い、オーブンで両面直焼きしています。
高温のオーブンで直焼きするため、皮はバリッと、中身はしっとりしています。どれを買っても同じ値段、というこだわりも本場のままにしているそうです。
どちらも材料選びに関しては、不必要な添加物は使わず、砂糖や塩、ベーグルに巻き込む具材など、ベーグルやパンに使う材料は、ベーグルに入れずに単品で食べてもおいしいものにしています。
●紅茶とホワイトチョコ/460円(税込)
ベーグル生地はもちもちしながらも柔らかさもあり食べやすいです。甘いホワイトチョコがおいしくてたまりません。紅茶の香りもしっかりして、贅沢な気分になれました。
●夏の瀬戸内レモン/360円(税込)
表面はカリッとして中の生地はもちもちです。クリームチーズ酸味が爽やかで、そこにフレッシュな香りのレモンが絡みます。
レモンもただ甘いだけではなく渋みもありレモン本来の美味しさが味わえます。夏らしく爽やかな甘さでおいしい!!
自由が丘で人気のベーグル専門店を食べ歩き!シンプルで素材のヘルシー系から、本場NYスタイルの食べ応えあるベーグルまで、それぞれの個性と味を実際に体験してみました。
テイクアウトで気軽に楽しめるベーグルは、モーニング・ランチ・おやつにもぴったりです。
見た目もかわいくおしゃれでおいしいベーグルは、お食事にもスイーツにもなります!
この記事では、自由が丘の人気で注目のベーグル店の特徴と実食レビューをまとめてご紹介しました♪
選ぶ楽しさも満点!自由が丘の街で、おいしくて本格的なこだわりのベーグルをぜひ楽しんでみてください。
※今回すべての商品はテイクアウトで購入し、自宅にて実食したので、トースターで少し温めていただきました。
トースターで焼くと、表面がパリッと香ばしくなり、中はふんわりあつあつになります。
当日ならそのままいただいても柔らかく美味しくいただけると思います。
ベーグルは冷凍保存もできるので、状態によって、お好みの食べ方でお楽しみください♪
店名 | グランディール自由が丘店 |
住所 | 東京都目黒区自由が丘2-15-4JIYUGAOKA de aone 1F |
電話番号 | 03-6459-5656 |
営業時間 | 10:00から20:00 |
定休日 | 施設に準ずる |
店名 | BAGELBASE(ベーグルベース)自由が丘 |
住所 | 東京都目黒区緑が丘2丁目15-17グランクルール103 |
電話番号 | 03-6421-4162 |
営業時間 | 7:00から18:00(※サンドイッチ販売は9:30から) |
定休日 | 毎週月曜・火曜 |
店名 | ブランジェ浅野屋自由が丘店 |
住所 | 東京都目黒区自由が丘2-13-1トレインチ自由が丘D棟 |
電話番号 | 03-5731-6950 |
営業時間 | 8:30から20:00 |
定休日 | 無休 |
店名 | Tecona bagel(テコナベーグル)自由が丘 |
住所 | 東京都目黒区自由が丘2-16-10メイプルファーム |
電話番号 | 03-5726-8495 |
営業時間 | 11:00から19:00(売り切れ次第終了) |
定休日 | 無休 |
店名 | JUNO CAFE JIYUGAOKA自由が丘本店(ジュノカフェ) |
住所 | 東京都世田谷区奥沢7-2-9 1F |
電話番号 | 03-5758-2557 |
営業時間 | 平日11:00から18:00/土日祝9:30から18:00 |
定休日 | 不定休 |
店名 | Kepo bagels(ケポベーグルズ)自由が丘店 |
住所 | 東京都目黒区自由が丘1-28-8自由が丘デパート1F |
電話番号 | 03-6826-9928 |
営業時間 | 10:00から19:00 |
定休日 | 第2・第4火曜、毎週水曜 ※営業時間、定休日、価格やメニューは変動いたしますので、最新の情報詳細はお店にご確認ください。 |