【自由が丘ライター提供】
自由が丘周辺には美味しいらーめん屋さんがたくさんあります。ラーメン激戦区と言っても過言ではありません。
ラーメンとつけ麺の両方を味わうことができる「RAMENandTSUKEMENNumber.9」さん、塩らーめん専門店の「麺うらた」さん、“煮干し系”ラーメンの「Dad’sRamen夢にでてきた中華そば」さん、豚骨醤油の老舗らーめん店「無邪気/自由が丘南口店」さん…などなど、どのお店にも個性豊かでこだわりのおいしい一杯が揃い、人気店ばかりです!!
今日は、食べログの「自由が丘で人気のラーメン・つけ麺ランキングTOP16」にもランクイン、クチコミでも高評価の醤油らーめん専門店「ひしおのキセキ」さんに行ってきましたので、実食レポートをしたいと思います!
自由が丘駅から徒歩2分、行き方もわかりやすく、道順が簡単な、駅近の「麺ひしおのキセキ」。早速自由が丘駅正面口から向かいましょう。
自由が丘駅正面口を左方向にでます。
切符売り場、交番、公衆トイレを通過し、おいしい洋菓子とパンの老舗チェーン店のモーツアルト自由が丘北口売店、三菱UFJ銀行自由が丘駅前支店を越え、踏切は渡らず、道なりに右に入ります。
ヒロ通りに入り、線路沿い1軒目の赤い扉のお店が「麺ひしおのキセキ」となります。
※自由が丘駅南口からも徒歩2分、駅からすぐです!自由が丘駅南口を右側に出て(マリクレールストリート)、高架下をくぐり右折します。
踏切を渡り、すぐに左折してヒロ通りに入り、線路沿い1軒目の赤い扉のお店が「麺ひしおのキセキ」です。
2024年5月1日にオープンした「麺ひしおのキセキ」。店主は浦田直人氏です。
数多くのらーめん店の店長を歴任したのち、飲食店の開業支援と業務委託による店舗展開を行う企業、株式会社ムジャキフーズのトラスト方式のサポートを受けて、2020年に東京都港区三田で1店舗目「東京豚骨醤油らーめんもとまる(現表記:もとまる/元〇)」を開業。
2021年6月に東京都目黒区自由が丘で2店舗目「麺うらた」を開業し、そして2024年5月に同じく自由が丘にて3店舗目となる「麺ひしおのキセキ」を開業しました。
株式会社ムジャキフーズさんが展開するトラスト方式とは、ムジャキフーズさんがもつノウハウを活かした、独自の業務委託店舗展開の手法です。
従来のフランチャイズとは異なり、「人」に焦点を当てている店舗展開システムです。
店舗責任者の個性や情熱を尊重し、ムジャキフーズとトラスト(=信頼関係)を作り、店舗のモチベーション・パフォーマンスと収益性を両立させ、最大化する強固な仕組みです
店舗経営の成功には、「一等地(資金力)」「職人(技術力)」「商人(経営力)」の3要素が欠かせません。
ムジャキフーズが持つ「資金力」や「経営ノウハウ」と、店舗責任者が持つ「技術力」や「個性」が掛け合わされ、協力して活かすことで、他にはない魅力ある差別化された繁盛店が生まれます。
トラスト方式は、ムジャキフーズと店舗責任者がそれぞれの強みを活かし、その協働を可能にする仕組みです。
「麺ひしおのキセキ」と「ムジャキフーズ」のそれぞれの強みを互いが活かし、相乗効果で名店が誕生し、繁盛店が維持されているのですね!
「ひしお(醤)」とは、豆や麦などの穀類を塩漬けにして発酵させた日本古来の調味発酵食品で、醤油や味噌の原型とされています。
旨味と塩味が凝縮され、料理に加えるとコクやまろやかな風味が深まります。
店名「ひしおのキセキ」には、出会いを一期一会の奇跡と捉える思いが込められています。だからこそ、その一杯に魂が込められています。
また、お客様にらーめんを味わっていただけること自体も奇跡だと考えています。
そして、そもそも醤油は、味噌づくりの過程で偶然生まれた液体が始まりとされる、まさに奇跡的な偶然の産物。
その一滴の「軌跡」を大切に、こだわりのらーめんがお客様や地域の皆様に広く広がってほしい、そんな想いから「キセキ」と名付けたそうです。
お店の扉は、朱色のような赤茶色のような…赤い格子の扉となっています。
公式インスタグラムによると、これは「べんがら色」というそうで、赤みを帯びた濃い茶で、伝統色の一つです。主成分は酸化第二鉄(赤鉄鉱など)の顔料です。
日本では「弁柄(べんがら)」とも表記し、土や鉄分を焼いて得られる安定した赤褐色として古くから染料や顔料、建築や陶器の塗りに使われてきました。
京都の街並みを連想させるような趣深さと、モダンさを感じられる、スタイリッシュでおしゃれなお店の外観です!!お店の外観にもこだわりが垣間見えます
平日のお昼時13時くらいにうかがいました。店内にはお客様は何組かいらっしゃいましたが、幸い空席があり、お友達と二人で並んで着席できそう。
注文は暖簾がかかっている入口すぐにある店内の券売機にてします。お支払いは現金でもキャッシュレスでも可能。安心でたすかりますね!
「淡麗(白醤油)らーめん」と「濃醇(黒醤油)らーめん」をオーダーしました。着席して、食券を店員さんにお渡しします。
【濃醇黒醤油らーめん】
らーめん/八五〇
特製らーめん/一三〇〇
【淡麗白醤油らーめん】
らーめん/八五〇
味玉入らーめん/九五〇
特製らーめん/一三〇〇
餃子(三個)/三〇〇
ホタテ飯/二〇〇
玉子かけご飯/二〇〇
濃醇黒醤油らーめん
特製濃口醤油ダレの、力強い旨味、深みあるコクと、香ばしさが広がる、まさに、「ザ・らーめん」と呼ぶにふさわしい一杯
淡麗白醤油らーめん
希少な白たまりが生み出す芳醇な香り、澄んだ味わいに素材の旨味が際立ち、軽やかで上品な余韻を残す、極上の一杯
店員さんは厨房に女性の方が二人いらっしゃいました。店内は落ち着いた赤い色の壁と扉をアクセントに、明るいウッディな雰囲気、そしてとても清潔な印象です。
勿論お昼時ですので、他にもお客様もいらっしゃいますが、せわしなさを感じさせません。ゆっくりらーめんが楽しめそうです。
公式インスタグラムによると、黒醤油は香川県小豆島の濃口薄口再仕込み醤油で作られていて、醤油の旨味をダイレクトに感じることができるらーめんだそうです。
2つの醤油をブレンドし、甘・辛・酸・苦・渋のバランスが整っている醤油ダレベースの「濃醇(黒醤油)らーめん」。
まずは見た目がきれいで感動でした!!透き通ったスープに、麺が整然ときれいに置かれていて、美しい☆
チャーシューは、薄いタイプですが、濃厚でジューシー。しかし脂っこくなく重くない!
鶏肉は胸肉でしょうか、さっぱりとしていて食べやすく、メンマもたっぷりと入っていてお味もよくしみ込んでいますが、さっぱり!!
ネギをアクセントにホタテもきいています。半熟卵もとろりとちょうどよい柔らかさで、麺とスープといただくと至福の美味しさです!
公式インスタグラムによると、白醤油は愛知県の白たまり醤油で作られていて、魚介とたまり醤油のまろやかな味わいです。
昆布やしいたけから丁寧な仕込みでうまみを抽出したダシによる、さっぱりとした癖のない「淡麗(白醤油)らーめん」。
スープは旨味たっぷり、濃厚でこくもあり、まろやか、しかしらーめん特有の脂のしつこさや脂のにおいは全くなく、食べやすく格別な味わいです。そして麺がやはりおいしい!!
チャーシューは、イベリコ豚を低温調理。全面しっかり焼いたら低温調理器で60℃を保ち6時間ことこと調理。
スープは、昆布や椎茸などの沢山の素材が煮込まれます!たっぷりの野菜とリンゴまで…スープの甘みになります。旨味調味料を入れずに無化調です。
どちらも味わい深く、ボリューム満点で、食べ応えがありますが、さっぱりおいしいので、もう一杯いけそうなくらいです。
これなら遅い時間のお夜食にでも、胃もたれせずに、いけそうです!!しかも無化調ならば、身体にも安心ですよね。これはもうリピート確定です!!また食べにうかがいたいです。
自由が丘駅周辺にはおしゃれなカフェやスイーツ店、雑貨屋さんなどたくさんの魅力的なお店が立ち並びます。おすすめのお店をご紹介いたします♪
昭和13年に東京・自由が丘の地で創業した老舗和菓子店「亀屋万年堂総本店」。
現在は、東京都・神奈川県にある約25店舗の直営店舗と、関東を中心にある約300店舗の取扱い店舗にて購入可能ですが、その本店がこの自由が丘店にあるんです!!
「亀屋万年堂」というと、最中やおまんじゅう、お大福、お団子など和菓子の印象が強いですが、看板商品は、和菓子の親しみやすさと洋菓子の食感をミックスしたお菓子「ナボナ」です。
1963年(昭和38年)の誕生以来、多くの人々に愛されているお菓子です。
公式ホームページによると、「ナボナ」は、亀屋万年堂の創業者がヨーロッパに旅行した際、現地の菓子文化に触れ、感銘を受けたことがきっかけで生まれたそうです。
「和菓子の感性を活かしながら、洋菓子の楽しさにあふれた商品を創りたい」という、元々和菓子職人だった創業者の熱い想いで、軽い歯触りのソフトカステラが開発され、商品化に成功しました。
爆発的な人気となったきっかけは、1960年代に読売ジャイアンツの王貞治選手が出演したテレビCMでの、「ナボナはお菓子のホームラン王です」という印象的な一言でした。
当時ホームラン王として絶大な人気を誇っていた王選手の言葉は多くの人々の心に響き、ナボナの名は全国に広まりました。
もともとナボナは、和の伝統と洋の感性を融合させた斬新なお菓子として誕生し、発売当初はチーズクリームとママレードジャムの2種類のみでしたが、時代の変化とともに多彩なフレーバーが加わり、食感や味わいも進化を続けています。
現在では、50年以上にわたり愛され続け、亀屋万年堂の看板商品となっています。
同店は今や和菓子だけでなく、プリンやケーキ、シュークリームなどの和テイストを取り入れた洋菓子も取り扱い、伝統を守りながらも現代のニーズに応える老舗和菓子店として、自由が丘を中心に多くの人々に親しまれています。
ナボナは子供から大人まで老若男女問わず愛される商品、ちょっとした手土産やパーティーでのおやつにも最適で、おいしくてとっても便利なお菓子なんです。ぜひお試しください。
自由が丘駅正面口から徒歩3分、カトレア通り沿いにあるアルファベータコーヒークラブ自由が丘駅前店。
食べログの「自由が丘カフェ・喫茶店人気ランキングTOP20」にもランクインしているおしゃれなカフェです。
厳選された自家焙煎のコーヒーとクラフトビールや、素材にこだわったパンやケーキ、手作りの軽食などがいただけます。
おしゃれな店内にはグリーンも置いてあり、白を基調としたスタイリッシュでモダンなインテリア、広々としていて窓も大きくテラス席もあるので、開放的で気持ちがいい空間です。
客層も幅広く、お一人さまでもお友達とでも親子でも楽しめる雰囲気です。
おいしいコーヒーはもちろん、スイーツやアサイーボウルもいただけます!ぜひ行かれてみてください。
「濃醇(黒醤油)らーめん」と「淡麗(白醤油)らーめん」は、どちらも麺や具材の一つひとつにこだわりが感じられ、丁寧に作られていることが伝わってきました。
スープは旨味がたっぷりで味わい深く、麺との相性もばっちり★
ボリューム満点で食べ応えがあるのに、後味はさっぱりとしていて、最後の一口まで楽しめます!
お店の外観は落ち着いた朱色の格子の扉が印象的で、モダンかつスタイリッシュ。洗練された雰囲気の中に温かみもあり、存在感があります。
店内は広くはないですが、清潔感があり落ち着いていて、居心地が良い空間でお食事を楽しめます。
味と空間の両方で満足できる一軒であり、また必ず訪れたいと思えるラーメン店でした。
ぜひ訪れてみてください。
店名 | 麺ひしおのキセキ |
所在地 | 東京都自由が丘2丁目12-21最上ビル1F |
TEL | 03-5726-8808 |
営業時間 | 月・火・水・木・金・土・日・祝日・祝前日・祝後日 11:00-04:00 ※営業時間や定休日は変更される可能性がございますので、最新の情報はお店にご確認ください。 |
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