【自由が丘ライター提供】
2024年4月、自由が丘の街に新規オープンした「小木曽商店 自由が丘」さん。「小木曽商店」さんとは、明治33年創業の老舗干物専門店♪
本店は、静岡県下田市にあり、「小木曽商店 自由が丘」さんはその支店なんです。
日本の食文化の根幹を支える存在「お魚」は、身体の健康と栄養をサポートしてくれる、欠かせない食材ですよね。
お魚を干物にすれば、さらに手軽においしくいただくことができます!今日はそんな便利でおいしいこだわりの干物を製造し販売している「小木曽商店 自由が丘」にお邪魔してきたので、ご紹介したいと思います♪
「小木曽商店 自由が丘」とは、2024年4月、東京都目黒区自由が丘の街にオープンした、明治33年創業の干物専門店「小木曽商店 本店」の支店です。
伊豆下田にある「小木曽商店 本店」の製造工場が、旬の干物・本店仕込みの味醂干し・煮付けなど、厳選した作りたての商品を毎日「小木曽商店 自由が丘」に直送し、それを販売しています。
「小木曽商店 本店」は、静岡県下田市にある、工場併設の干物専門店です。店舗と製造工場が併設されており、作りたての極上干物をお求めやすい価格で販売されています。
旬の時期の干物や伊豆下田ならではの干物、少量製造の店舗限定品など豊富に揃います。
公式ホームパージによると、運営は「有限会社小木曽商店」さんで、事業内容は干物・水産加工品の製造販売をされています。
最近ではオンラインショッピングやふるさと納税も展開されているようです。
販売先は一般顧客、全国の宿泊施設、百貨店、量販店、などで、母体は大きいしっかりした会社のようです!!
現在は干物・水産加工品の製造販売をされている「小木曽商店」さん。その長い歴史には、様々な紆余曲折があったそうです。
「有限会社小木曽商店」の始まりは、初代が1900年(明治33)下田海岸通りで魚介類の缶詰製造を始めたことだそうです。その後も日露戦争の兵隊食として缶詰を出荷したり、日英博覧会に缶詰を出品し、銀賞を受賞したり、事業を拡大してきました。
しかし、大正期には、缶詰業は大手の台頭により伸び悩み、二代目が当時下田港で水揚げの多かった鰹を使い、缶詰業から鰹節製造に転換しました。
戦前には、鰹節(本枯節)は、生魚から製品になるまで約3か月かかるため、副業として干物の製造を開始しました。
※本枯節(ほんかれぶし)とは、鰹節の中でも最上級とされる発酵食品。製造工程の深さと熟成度に本枯節と鰹節の違いがあり、どちらもカツオから作られるが、仕上がりや風味、用途に大きな差が出る。
戦後、鰹漁が焼津等の大きな港へ移り、伊豆での鰹漁が衰退したため、干物の製造を本業としました。
現在はこれまでに培った水産加工技術を用い、高品質の干物製造に従事されています。
自由が丘駅正面口からお店に向かいましょう♪
自由ヶ丘駅正面口を出て左方向に進み、切符売り場、交番、おいしいケーキやパンが並んでいる「モーツアルト 自由ケ丘北口売店』を通過し、東急大井町線の踏切までいきます。
踏切は渡らず道なりに右折し、「ヒロ通り」に入ります。
飲食店などたくさんのお店がある「ヒロ通り」をそのまま直進します。
一つ目の交差点をそのまま横断歩道を渡り、「学園通り」を越えます。
そのまま直進すると、右側にお店があります。
店内に入ると、まず店員さんが挨拶してくださり、静岡県産の冷たい緑茶をプラスチックのコップでサービスでいただけます。
ほんの一口ですが、暑い季節にすっきりした冷たい緑茶は味わい深く、とてもおいしいです。
店内は、カウンターや棚、冷蔵のショーケースに木材が使われていて、緑もあり、店内はウッディな洗練されたおしゃれな雰囲気です。
広いお店ではありませんが、すっきりとしていて、商品の陳列もきちんとしていて見やすく、ゆっくりとお買物が楽しめる空間です。
私が入店してから、男性お1人、女性お1人、ご夫婦…など、つぎつぎとお客様がいらしてました。夕方だったので、お夕飯のお買物でしょうか。
日常のご飯に、ちょっとした贈り物にも最適なので、色々な用途で様々な方が利用されているようです。
有料となりますが、保冷材のサービスもありますので遠方の方も安心です。
自転車はお店の前に駐車できるスペースがあります。駐車場も有料とはなりますが、お店の正面に「タイムズ自由が丘2丁目第4」、お隣には「バイク駐輪場」があるので安心です♪ペット用リードフックもあります!
まず目に入ったのは、きれいなオレンジのコロンと大きい鮭です!「ノルウェー産トラウトサーモン一夜干し」、「チリ産銀鮭一夜干し」、「銀鮭みりん干し」という鮭。「みりん干し」が気になります!
「みりん干し」にはこだわりがあるようで、「みりんのこだわり 味はしっかり、濃すぎないのが小木曽商店のみりん干し。
昆布出汁の利いたタしに積け込む事で、コクのある味わいに、無添加ですので安心」と店頭に明記されていました!!魅力的です☆
他にも「静岡県産うなぎ蒲焼」「長崎産かます干物」「あじステーキ」「伊豆下田産たかべ干物」「宮城産キンキ干物」など、気になる商品が目白押しです!
そのお隣の冷蔵ケースには、「石川産真いか一夜干し」「金目鯛特選セット」「金目フライ」「いかフライ」「あじフライ」などが並んでいます。
「金目鯛」は下田の近海で獲れたものだそう。「スルメイカ」はグリルで焼くだけではなく茹でてもおいしいそう。色々なお料理で使えそうです!「フライ」は衣がしっかりついているので揚げるだけ!便利すぎます。
中央の冷蔵ケースには、サワラ、えび、ホタテをオイルで煮込んだ「ひもの屋さんのアヒージョ」、「韓国産真あじの干物」「さば味醂干し」「伊豆下田産黒ムツ煮付け」などが並びます。「アヒージョ」なんておしゃれでおいしそうです!!
また「あおさのり」「わかめ」「ひじき」なども販売されていました。
どの商品もそれぞれおいしそうな特性があり、迷ってしまいます。今日は初めてお邪魔したので、まずは王道で大好きな鮭とあじを、そして簡単に調理できそうで便利なフライを、そしてまた簡単にしらす丼にしようと「駿河湾釜揚げしらす」を購入してみました♪
今日はとても暑いので、保冷剤を購入し入れていただきました。初めてだったので、一応調理方法をうかがったところ、グリルで焼くのがよいそうですが、フライパンでも大丈夫だとのことです。
※価格・メニューは、日によって変動する可能性がございますのでご注意ください。
早速調理していきます。今回は簡単にフライパンに「くっつかないホイル(油をひかなくてもサラッとはがれる)」を敷いて焼いていこうと思います。
「こだわりのみりん干し」というだけあって、味がしっかりついていて、甘じょっぱくコクがあるおいしさです。風味豊かでなかなかご家庭では出せない味ではないでしょうか。
皮目は硬めに、中はしっとりふっくら、塩味もしっかりついていて噛むほどに甘みと旨味が広がります。お弁当にも良さそうです!
適度に脂がのっていて、身もしまっていて、ほどよい塩加減で、白米がすすむおいしさです!
こちらも脂がしっかりのっていて、しかししつこくなく、身もぷりぷりしていて食べ応えがあります。ほのかな塩味でお上品な味わいです。
まずは衣も厚過ぎず、ちょうとよいサクサク感です。中のあじは程よい塩加減で、あっというまに食べてしまいます。満足感があります。
塩気がしっかりあり、白米とぴったり合います。しらすがふわふわして海の香りがして、シンプルなのに飽きずに食べられます。
店内は、種類豊富な商品の陳列も整っていて見やすく、インテリアも洗練されていておしゃれですっきりしています。
路面店ということもあり、ゆっくりとお買物を楽しむことができます。店員の方も丁寧で親切です。
鮮魚の取り扱いはありませんが、干物に関してはスーパーのお魚売り場より多彩な品揃えで、楽しい♪海の近くのお土産屋さんにいるような、ちょっと旅行気分も味わえちゃいます。
なんといってもお魚がおいしい!丁寧に作られていることを実感できるお味です。お魚は身体にもいいですよね♪
その上、干物は調理が簡単で助かります!フライパンで、グリルで、焼くだけです!おいしい味もついているので、自分で一から作るときのように、コンロに張り付いて、味付けをする必要がありません。
焦がさないように、じっくりと焼く(揚げる)だけです。メインとしては勿論ですが、ちょっと一品足りない時に、お弁当に…大活躍しそうです!!
次回は「スルメイカ」「金目鯛」「いかフライ」「アヒージョ」などいただきたいです!「あおさのり」や「ひじき」も一緒に購入してみようかな…などと、リピート確定の体験でした。
おすすめいたしますので、ぜひご利用ください♪
店名 | 小木曽商店 自由が丘 |
住所 | 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-15-9 |
電話番号 | 03-6459-5141 |
営業時間 | 9:45-19:30 ※変更の場合もあるのでご確認ください。 |
定休日 | 不定休 ※最新の情報詳細はお店にご確認ください。 |